孫祝いについて・・・心がこもったお祝いだった。

十日町の妹夫婦から孫祝いの招待を受けた。
初めての行事でどう対応すればいいのかわからず戸惑った。
ネットで調べたら、結婚式並みの豪勢な宴席もあるらしい。
会費制のご案内があったが、倍のご祝儀を包ませて頂いた。
会場で驚いたことは、お嫁さんの両親や仲人さんは、
初孫に対する大きなお祝いの包みを用意しておられた。
 
宴席では、妹夫婦が主役で、息子夫婦と孫のお披露目があった。
料理は結婚式並み、お土産もついた豪勢なお祝いであった。
この席で、仲人役の方から、妹の結納の時、小国の私の父母が、
古式に乗っ取りご馳走を出してくれたとの話を聞いた。
私は、遠くで勤務していて知らなかったが、小国にも伝統的な
行事があったことを知った。
今は核家族化が進み、このような行事に合わないが、出席させて頂いて
少子高齢化の時代にこそ、大切な行事だと考えさせられた。
次の時代を引き継ぐ新しい子供たちの誕生こそ、過疎化を防止する
最期の手段である。
乾杯の挨拶を指名され、その趣旨をお話しさせて頂いた。
祝い唄では、詩吟「松竹梅」をお披露目させて頂いた。


 松竹梅     松口月城作
壽福いよいよ開く 松竹梅
君が家今日 これ蓬莱
瓶遊び 鶴舞い 人また酔う無限の歓懐 玉杯に在り
孫が主役で両親に抱かれて中央。妹夫婦が主催者
 




孫の父親として堂々のご挨拶・・・威厳があった。


料理は次々に運ばれ、十日町の味を堪能させてくれた。