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手前の樹木が雪で埋もれる。奥の2本は3分の1雪の上になるが、
枝が折れないように縄で3か所以上、絞り込まないと折れてしまう。 |
長岡市小国町は、十日町に匹敵する豪雪地である。
雪が降るから樹木や、出入口、車庫等を雪に対して防護する。
公共施設でも雨板の設置、玄関口の防護や橋などの落雪予防等がある。
公共が行う分野は心配ないが、個人宅では高齢化の波が押し寄せている。
樹木の囲いは、はしごの移動、縄の手配、何と言っても、
高所で枝を絞り込みは、一人では難しい。
梯子にあがって、絞り込む場所に縄を固定し、樹木に縄を二回りさせないと
絞り込みは難しい。相方が、縄を下側で回してくれないと効率が上がらない。
安全面での危険が一杯である。梯子が樹木から滑って転落する。
縄を梯子の上で絞る時、縄が切れて転落したこともある。
組織的には、シルバー人材センターや生産組合が蓄えた技術を活用して
受託するサービスもある。農村部では敷地が広く宅地内に樹木が多いので
5万円以上の出費になることが多いと聞く。
少子高齢化で、冬囲いや雪おろし、道付けと言った日常生活が危機に瀕している。
我家は妻愛子が元気で手伝うから、楽しい秋の風物誌として取り組める。
梯子を持ち上げられなくなったり、高所が怖くなったら作業はできなくなる。
昔であれば、3世帯同居が当たり前であった。
親子での助け合いも、核家族化が進んだり、就職で住所を別にせざるを
得ない状況では、助け合う事さえできない状態である。
https://toyoshinoyume.blogspot.com/2014/11/blog-post_11.html冬囲いについて