以前にも参拝したが、屋外からの参拝であった。今回は参集殿から本殿にあがって参拝した。
大都会の喧騒の中で、鳥居を越えたあたりから厳粛な気分が漂う。
参集殿で参拝の作法等の説明を受け、玉砂利が敷き詰められた回廊を通って本殿にあがる。
外国から「参拝がどうのこうのと言われること」が理解できない。
国に殉じた方々を心から崇拝することは、人としての道だと静かに思った。
幕末から明治維新にかけて功のあった志士や国内外の事変・戦争等、国事に殉じた軍人、軍属等の戦没者を「英霊」と称して祀っている。その柱数は計246万6532柱にも及ぶそうだ。
当初は祭神は「忠霊」・「忠魂」と称されていたが、日露戦争を機に新たに「英霊」と称されるようになった。藤田東湖の漢詩「文天祥の正気の歌に和す」の「英霊いまだかつて亡びず、とこしえに天地の間にあり」の句が志士に愛唱されていたことに由来する。
参道から鳥居を眺めて |
靖国の象徴的としての鳥居 |
菊の御紋が左右の扉に |
参集殿で参拝の作法をお聴きする。 |
本殿は撮影禁止 参拝後回廊でお神酒を |